翁の微笑みは生命感と幸福感を演出するため
- 福男 谷
- 2019年9月4日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年3月8日
白き翁の神として新春、祝事に演じられます。
麻紐で結ばれた上下の顎、揺れる下顎が語りかけるような表情と口元に穏やかな、笑みを浮かべてます🍀🍀🍀
このような表情は、 アルカイックスマイルと言われます。
アルカイックスマイルは古代ギリシャアルカイク美術の彫像に見られ、顔の感情表現を極力抑えながら口元に微笑みを浮かべたような表情です。
これは静止像に動きを与えるため、生命感と幸福感を演出するためにとみられています。
また、日本の飛鳥時代の仏像(弥勒菩薩半跏思惟像等)にもみられます。

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