花の小面(重要文化財 三井記念美術館蔵)を観覧!
- 福男 谷
- 2022年10月18日
- 読了時間: 1分
肥前名古屋、煌めく
−豊臣秀吉と桃山文化−
佐賀県立名古屋城博物館で「花の小面」をじっくり鑑賞しました。
象牙色の肌に濃淡ある彩色、繊細な毛描き。目の傾き、口角、唇、頬、顎、鼻筋など全体の調和が取れているのか、見る角度により、表情が綺麗に変化します。
見る角度、何度も見るたびにその違いに気づき見飽きません。
さすが、天下人豊臣秀吉が愛玩した名品!
豊臣秀吉は、室町初期の面打ち龍右衛門作の小面を3面手に入れ、若さと華やかさの順に「花の小面」「雪の小面」「月の小面」と名付けて愛玩した。

晩年に「花の小面」は金剛大夫に、「雪の小面」は金春大夫に「月の小面」は徳川家康に与えた。(中村保雄著 能面 美・形・用)
名護屋城は、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城。全国から160の大名が集結した。
現在130の陣屋が確認され、内23が国特別史跡に指定されている。
黄金の茶室も展示!

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