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花の小面(重要文化財 三井記念美術館蔵)を観覧!

肥前名古屋、煌めく

−豊臣秀吉と桃山文化−

佐賀県立名古屋城博物館で「花の小面」をじっくり鑑賞しました。

象牙色の肌に濃淡ある彩色、繊細な毛描き。目の傾き、口角、唇、頬、顎、鼻筋など全体の調和が取れているのか、見る角度により、表情が綺麗に変化します。

見る角度、何度も見るたびにその違いに気づき見飽きません。

さすが、天下人豊臣秀吉が愛玩した名品!


豊臣秀吉は、室町初期の面打ち龍右衛門作の小面を3面手に入れ、若さと華やかさの順に「花の小面」「雪の小面」「月の小面」と名付けて愛玩した。

晩年に「花の小面」は金剛大夫に、「雪の小面」は金春大夫に「月の小面」は徳川家康に与えた。(中村保雄著 能面 美・形・用)



名護屋城は、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城。全国から160の大名が集結した。

現在130の陣屋が確認され、内23が国特別史跡に指定されている。


黄金の茶室も展示!


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