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座敷に能舞台がある旧高取邸

更新日:2022年3月7日

座敷に能舞台が現存する、国内で極めて稀な旧高取邸を観覧しました。

旧高取邸は、杵島(きしま)炭鉱などの炭鉱主である高取伊好(これよし)の邸宅です。


佐賀県唐津城本丸の西南の海岸沿いに、約2300坪の広大な敷地内にあります。

高取伊好が、自宅兼迎賓のために、明治38年に建てたものです。


大広間棟にある板敷きの能舞台、杉戸絵(山桜、枝垂桜、菊、松、紅葉が描かれた29種類72枚)、各和室の欄間(植物の浮き彫りや型抜きの動物)など和風を基調としながらも、洋館を設けられています。

近代和風建築のすばらしさと当時の豪商の凄さに驚かされました。

この旧高取邸は,平成10年に国の重要文化財の指定を受けています。








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