佐賀県吉野ケ里歴史公園「弥生遺跡」を訪ねる
- 福男 谷
- 2020年7月27日
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更新日:2020年12月14日
縄文時代から移行した弥生時代は、弥生前期、中期、後期と約700年(紀元前400年紀元後300年)も続いた。
吉野ケ里遺跡は、弥生前期、中期、後期のすべての時期の遺構・遺物が発見されている。
稲作、青銅、鉄等の金属の道具が韓半島から伝わり、交流が進んだ。稲作は人間、集落間で貧富の差を生み、豊かな集落の王が出現し周辺集落への支配を広めた。
遺跡は、弥生後期の国内最大級の環濠集落で外環濠の内側に、更に2つの内郭がある。内郭には祭殿や物見櫓、王家の竪穴式住居、穀物倉等多くの建物が当時のままの姿で復元されている。
物を保管倉庫や市を管理する市楼などを備えた「クニ」の交易の中心地と考えられている。
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